詐欺グループに電話転送サービスを提供した疑い 和歌山県出身の31歳男を逮捕

電話転送サービスを特殊詐欺グループに提供したとして25日、和歌山県出身の31歳の男が再逮捕されました。 電子計算機使用詐欺ほう助の疑いで逮捕されたのは、和歌山県田辺市出身の建設作業員、日高摩琴容疑者(31)です。 日高容疑者は去年6月、大分市に住む女性(62)から現金約75万円をだまし取った特殊詐欺グループに対し、電話転送サービスを提供した疑いが持たれています。 日高容疑者は、別の60代女性が現金約84万円をだまし取られた詐欺事件で、すでに逮捕されています。 警察によりますと、日高容疑者は去年4月からサービスを開始。230個の電話番号が特殊詐欺事件に使用され、被害は全国で300件、総額5億円に上るとみられています。 取り調べに対し日高容疑者は容疑を認めていて、警察は詐欺グループの実態解明に向けて捜査する方針です。

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