「お金はお寺の石柱のところに置いてください」警視庁や検事名乗る電話信じ790万円だまし取られる 福島

警視庁や検事を名乗る電話を信じ、福島市に住む90代の男性が、現金790万円をだまし取られる被害にあいました。 警察によりますと、去年10月頃、男性の自宅に、警視庁中央署を名乗る男から電話があり「暴力団を逮捕した。あなたのキャッシュカードが偽造され、共犯者として疑われている」などと言われました。 その後も、検事を名乗る人物から電話で「あなたの潔白を証明するために、あなたの口座に入っているお金を調べる必要がある。口座からお金を下ろし、一旦確認するので預けてほしい。お金はお寺の石柱のところに置いてください」などと指示され、今年2月8日、指示通りに現金790万円を置き、だまし取られたものです。 警察では、 ・警察が捜査のためにお金を要求することはない ・非対面の相手からの金銭要求は、詐欺を疑う ・金銭を要求されるなど不審電話は、ただちに家族や警察などに相談する ことなどを呼びかけています。

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