廃バッテリーから取り出した鉛を無許可で輸出しようとしたとして、神奈川県警は27日までに、関税法違反（無許可輸出未遂）の疑いで、金属くず販売会社「銅鈴友和」（千葉市）社長の中国籍応敏容疑者（52）＝同市若葉区千城台北3丁目＝を逮捕した。逮捕は25日。 神奈川県警によると、応容疑者は「中国にある本社が主導しただけで私は知らない」と容疑を否認している。法人としての同社も書類送検した。 逮捕容疑は2023年9月、廃棄された鉛蓄電池を解体して取り出した鉛約22万キロを、許可を得ずにマレーシアに輸出しようとした疑い。