四国中央の男性で970万円被害 警視庁や兵庫県警名乗る特殊詐欺 振り込み後に不安でネット検索【愛媛】

警視庁や兵庫県警の警察官などを名乗る男から愛媛県四国中央市の男性が、「犯罪の疑いがある」と電話でウソをつかれ、捜査を口実に現金970万円をだまし取られました。警察は被害届を27日に受け、特殊詐欺事件として捜査しています。 被害にあったのは四国中央市に住む会社員の男性(50代)です。 警察によりますと男性は2月25日に国際電話がかかり、警視庁捜査二課を名乗る男から「詐欺の共犯の疑いがある」とウソをつかれました。このあと兵庫県警や検察官を装う男たちとSNSのビデオ通話からニセの警察手帳と逮捕状を見せられ、口座の確認を口実に26日、指定された口座に現金970万円を振り込みだまし取られました。 男性は振り込んだあとに不審に思いネットで調べたところ、同じような被害のケースが見つかり、だまされたことに気づきました。警察は特殊詐欺事件として捜査しています。 愛媛県内では27日までの2日間に12件の特殊詐欺の前触れの電話が確認され、3月6日まで被害アラートが出されています。

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