巣鉛220トンを不正に輸出未遂 神奈川県警、容疑で中国籍の女社長を逮捕

自動車のバッテリーから取り出した巣鉛約220トンを不正に輸出しようとしたとして、神奈川県警生活経済課と横浜水上署は27日までに、関税法違反(無許可輸出未遂)の疑いで、金属くず取扱会社「銅鈴友和」の社長で中国籍の女(52)=千葉市=を逮捕し、法人としての同社も書類送検した。 逮捕容疑は、従業員と共謀して2023年9月6日、横浜税関にアルミニウムスクラップを輸出すると虚偽申告をして、鉛約220トンをマレーシアに輸出しようとした、としている。 同課によると、女は「会社が鉛を輸出していたことは間違いない。ただ、私は携わっていない。中国の本社が主導してやった」と供述、容疑を否認している。

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