入札情報を部外者に漏洩か 滋賀県立大学の職員逮捕で県が謝罪

滋賀県立大学の施設工事に関する入札で、事前に情報を部外者に漏らした疑いで、大学職員の男が逮捕されました。 滋賀県立大学の財務課の副主査・大西史泰容疑者(43)はおととしから去年にかけ、施設の工事2件の入札で事前に情報を部外者に漏らした独立行政法人法違反の疑いが持たれています。 滋賀県などによると、大西容疑者は3年前に滋賀県から県立大学に出向し、大学が発注する設備工事の監督などを行っていたということです。 【滋賀県立大学/・宮川正和副理事長】「職員が守秘義務違反で逮捕されたことは大変遺憾で、重く受け止めています。適正に対処していきたいと思います。深くお詫び申し上げます」 警察は情報を受け取った相手からも話を聞いていて、大西容疑者との間で金銭のやり取りがなかったかなど詳しく調べています。

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