唐木明子氏 コロナ助成金不正受給の結婚式場運営会社が破産申請「憤りを感じます。コロナの時って…」

世界中にネットワークを持つPwCで、戦略コンサルティングを担う「Strategy&」に所属する唐木明子氏が28日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。結婚式場を運営するアルカディア(福岡県久留米市)が福岡地裁久留米支部への破産申請の準備に入ったと、東京商工リサーチ福岡支社が26日に発表したことに言及した。 負債総額は約40億円。同社は新型コロナウイルス対策の国の雇用調整助成金を不正受給したとして、前社長らが福岡、佐賀両県警合同捜査本部に逮捕されていた。 商工リサーチによると、同社はコロナ禍の影響で業績が悪化。2024年8月期の最終赤字が約5億2700万円に上っていた。福岡県警によると、同社は従業員の休業日数を水増しして申請し、雇調金約10億円を受給していた。 MCの谷原章介が「保険料というのは、事業主、そして、従業員の方が折半で負担をしている雇用保険だということなんですけども、それを財源とした(雇用調整助成金)の不正受給、どう思われますか?」と聞くと、唐木氏は「憤りを感じます。コロナの時ってホントに補償を素早くしてダメージを最小化して、恐らく日本でも何かあった時に後から対応する、審査を凄く厳しくしてから間違いがないようにしてからお金を払うんじゃなくて、まず払ってしまって痛みを最少にしてその後に対応しようっていうことだったと思うんですよね。なんで、そこのある意味、歪みというか、ここに出てるんだと思うんですけれども、なんである程度、想定されたこととはいえ、でもやっぱり業態的にも残念だなと」と自身の見解を述べた。

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