レッベリン氏ひき逃げ死、独トラック運転手に禁錮4年

【AFP=時事】2022年に元自転車ロードレースのダヴィデ・レベッリン(Davide Rebellin)氏が死亡した事件で、イタリアの裁判所は14日、ドイツ人のトラック運転手に禁錮4年の判決を言い渡した。イタリアの地元紙が報じた。 レベッリン氏は2022年11月30日、伊北東部モンテベッロビチェンティーノ(Montebello Vicentino)でのトレーニング中に交差点でトラックにはねられ死亡した。当時51歳で、まだプロとしてレースに出場していた。 トラック運転手のウォルフガング・リーケ(Wolfgang Rieke)被告(64)は、過失致死と救護義務違反の罪に問われていた。監視カメラでは、車を停止しなかった様子が確認されており、2023年6月にドイツ警察に逮捕されていた。 レベッリン氏は2000年代前半にワンデークラシックレースのスペシャリストとして活躍したライダーの一人で、通算3度のフレッシュ・ワロンヌ(La Fleche Wallonne)制覇をはじめ、リエージュ~バストーニュ~リエージュ(Liege-Bastogne-Liege)とアムステルゴールドレース(Amstel Gold Race)のタイトルも獲得した。 2008年の北京五輪では男子ロードレースで2位に入ったが、赤血球の産生促進作用があるエリスロポエチン(EPO)に陽性反応を示し、銀メダルの剥奪と2年間資格停止の処分を科された。【翻訳編集】 AFPBB News

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