1日正午ごろ、福岡市西区のコインパーキングに駐車していた軽乗用車のタイヤ3本をハンマーで叩いてパンクさせた疑いで、38歳の男が逮捕されました。 軽乗用車は男の妻のもので、男は「妻が直接会ってくれないのでイライラしてハンマーで叩いた」と容疑を認めています。 ■夫婦間のトラブル過去にはDVで警察に相談も・・・ 器物損壊の疑いで逮捕されのは、福岡市西区小戸の会社員・土内康輔容疑者(38)です。 土内容疑者は1日正午ごろ、福岡市西区小戸3丁目のコインパーキングで軽乗用車のタイヤ3本をハンマーで叩いてパンクさせた疑いが持たれています。 1日午前11時50分ごろ、福岡市西区小戸の自宅で「夫が玄関の扉を叩いている」と土内容疑者の妻(35)から110番通報がありました。 警察によりますと、土内容疑者の妻は、過去に夫からのDV被害を警察に相談していて、現在は別居中ということです。 1日は、妻が自宅に自分の荷物を取りに行くことが決まっていて、事情を知っている土内容疑者の両親が土内容疑者と妻が会わないように、西区の実家に連れて帰っていましたが、両親が目を離した隙に実家から出て行ったということです。 ◆「妻が会ってくれないからイライラした」 午後2時ごろ、妻から「自宅近くのコインパーキングで車がパンクさせられている」と110番通報があり、警察が土内容疑者に話を聞いたところ、「自分がやりました」と容疑を認めたため、器物損壊の疑いで逮捕しました。 取り調べに対し土内容疑者は「妻に会うために自宅に行ったが、会ってくれなかったのでイライラして、家から持って行ったハンマーで妻の車のタイヤをパンクさせたことに間違いはありません」と話しているということです。