海外逃亡の2人を逮捕 特殊詐欺などの被害金を資金洗浄か 600億円の入金履歴

特殊詐欺などの被害金を資金洗浄していたとされるグループの男2人が、逃亡先の海外から日本に移送され、大阪府警に逮捕されました。 フィリピンから移送されたのは、資金洗浄を行う「リバトングループ」の主要メンバー伊藤真也容疑者(37)と、川崎博之容疑者(38)です。 伊藤容疑者は川崎容疑者らと共謀して、詐欺などで不正に得た210万円を含むおよそ560万円を実体がない会社(ペーパーカンパニー)の口座に移し、犯罪収益を隠した疑いなどがもたれています。 警察によると、このグループが管理する500以上のペーパーカンパニーの口座には、少なくとも600億円の入金があったということです。 調べに対し、伊藤容疑者は黙秘し、川崎容疑者は「身に覚えがない」と容疑を否認しています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加