「アーサを取っても問題ないはずだ」旬のアーサを盗んだとして70代の夫婦を現行犯逮捕

2日中城村で、養殖していたアーサを盗んだとして70代の夫婦が現行犯逮捕されました。 2日午後1時30分ごろ漁業を営む男性が自身が所有するアーサの養殖場を訪れた際、男女2人がハサミでアーサを刈り取ってバケツに入れているところを発見しました。 男性が2人に声をかけると「アーサを取っても問題はないはずだ」と逆上されトラブルになり、中城海上保安部に通報しました。 中城海上保安部は、アーサおよそ7キロ総額1万円相当を盗んだとして浦添市前田に住む70代の夫婦を現行犯逮捕しました。 2人は元漁業関係者とみられこのうち妻は、事件の2日前にも同じ養殖場でアーサを盗もうとしていたところを被害を受けた男性に見つかり注意されていたいうことです。 中城海上保安部は捜査に支障があるとして2人の認否を明らかにしていません。 関係者によりますと中城村・北中城村一帯の養殖場では2024年の同じ時期にもアーサを盗まれる被害が相次いでいたほか、2024年の夏ごろには養殖に使用する鉄筋が抜かれたり折り曲げられたりする被害が頻繁に起きていました。 佐敷中城漁業共同組合は防犯カメラを設置したほか、許可なく養殖場に立ち入ったり設備に触ったりしないよう注意を呼びかけています。

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