去年8月、北海道小樽市の商業施設で、正当な理由がないのに女子トイレに侵入したとして、38歳の男が逮捕されました。 建造物侵入の疑いで逮捕されたのは、余市町に住む38歳の会社役員の男です。 男は、去年8月31日午前11時前、小樽市内にある商業施設の女性用トイレに、正当な理由がないのに侵入した疑いが持たれています。 男は、女子トイレの個室に入ると、何らかの方法で壁をよじ登り、隣の個室にいた女性をのぞいたということです。 男に気づいた女性が警備員に伝え、警備員が「女子トイレでのぞきです」と通報し、事件は発覚しました。 警察は現場から逃走していた男を、防犯カメラなどから割り出し、事件から半年以上経った3月4日、容疑が固まったとして男を逮捕しました。 取り調べに対し、38歳の会社役員の男は「のぞきのために女性用トイレに入りました」と話し、容疑を認めているということです。 警察は、詳しい当時の状況や余罪の有無などを調べています。