共通テスト「痴漢祭り」書き込みを“取り締まり”できない理由 「警戒を強化するしかない」弁護士が指摘する問題点とは

今月13日、14日に大学入試共通テストが実施され、受験シーズンが本番を迎えるが、毎年この時期になると、受験生を狙った痴漢をあおるような書き込みがSNSやネットの掲示板などで散見される。 「試験に遅刻できない」受験生の心理につけ込んだ卑劣な行いは「共通テスト痴漢祭り」とも呼ばれ、Xでトレンド入りするのが恒例となり、Wikipediaのページも作成されるなど、広く知られるようになった。大学入試センターや文部科学省は、万が一被害に遭って遅刻した場合でも「追試験の対象になる」と積極的に情報発信しているものの、書き込みが後を絶たない状況だ。

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