愛媛県の工事入札情報漏えい容疑で中予地方局課長ら4人を再逮捕 県警捜査2課など

県久万高原土木事務所発注工事を巡る入札価格関連情報漏えい容疑事件で、県警捜査2課などは5日、別の工事でも非公表の価格関連情報を教えていたとして官製談合防止法違反(入札妨害)と公契約関係競売入札妨害の疑いで、県中予地方局河川砂防課長(58)を再逮捕した。 また情報を教えられて工事を落札したなどとして、同競売入札妨害容疑で同事務所の元企画調整幹(61)と、町内の土木工事会社「久保建設」の代表取締役(61)ら2人を再逮捕した。捜査に支障があるとして4人の認否を明らかにしていない。 捜査2課によると情報漏えいの疑いがあるのは、2024年3月執行の国道494号災害防除工事入札。河川砂防課長は当時、同事務所建設課長だった。同年2月に行われた急傾斜地崩壊対策工事入札に関する価格関連情報漏えい容疑で今年2月、4人を逮捕していた。

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