営利目的で大麻草が栽培されていた事件の初公判が開かれ、被告の男らは起訴内容を認めました。 大麻草栽培規制法違反の罪に問われているのは東京都の会社役員、吉見命被告(30)と島田恭平被告(28)です。 起訴状によりますと、2人は氏名不詳者らと共謀して2024年12月、茨城県つくば市で営利目的で大麻草49株、末端価格にして約1225万円を栽培したとされています。 2人は福島警察署が別の覚せい剤事件の捜査でつくば市の建物を家宅捜索したところ大麻草が見つかり現行犯逮捕されたものです。 3月5日の初公判で2人は起訴内容を認めました。 冒頭陳述で検察は「吉見被告は氏名不詳者らの指示を受けて大麻草を栽培したほか、知人の島田被告に手伝うよう依頼した」などと述べました。 吉見被告らは船橋市でも営利目的で大麻草87株を栽培したとして追起訴されていて検察は他にも追起訴する方針です。 次回の裁判は4月14日に行われます。