口論になった親族の50代男性を木の棒で殴ってけがをさせたとして、70代の男が現行犯逮捕されました。 3月5日午前11時ごろ、熊本市東区の民家から「親族が押しかけて来て棒で叩いている」と110番通報があり、駆け付けた警察官が男を現行犯逮捕しました。 傷害の疑いで現行犯逮捕されたのは熊本市東区長嶺東に住む無職の男(72)です。 男は3月5日午前11時ごろ、熊本市東区の親族の家を訪れ、親族の男性(52)の肩や足などを長さ約120センチの木の棒で複数回殴り、けがをさせた疑いが持たれています。 警察によりますと、殴られた男性は肩や足を打撲していて、軽傷とみられます。 男は事件直前、けがをした男性と電話で話していましたが、別の親族の年金の使い道について口論になっていて、男はその後、この男性の家に押しかけたということです。 男は警察の調べに対し、「私がやったことに間違いありません」と容疑を認めているということです。 当時、男はこの家にいた男性の家族にも暴行を加えた可能性もあるとみて、警察が経緯を詳しく調べています。