寄居町の太陽光発電所から500メートル余りの銅線ケーブルを盗んだとして、県警は、カンボジア国籍の男2人を逮捕しました。 窃盗の疑いで逮捕されたのは、いずれもカンボジア国籍で、自称・群馬県大泉町の無職テック・テェア容疑者(26)と、住居不定の無職ル・ネム容疑者(29)です。 県警によりますと、2人は何者かと共謀し、去年10月2日午後6時ごろから翌日午前9時ごろまでの間、寄居町の太陽光発電所で、銅線ケーブルおよそ560メートル、時価およそ170万円相当を盗んだ疑いが持たれています。 去年10月3日午前2時ごろ、近くに住む人から「不審者がいる」と110番通報があり、警察官が現場にかけつけたところ銅線ケーブルと乗用車が残されていました。 現場近くの防犯カメラの映像などから逃げた2人を特定したということです。 警察は2人の認否を明らかにしていません。 県警によりますと、県内では去年1年間に太陽光発電所から銅線ケーブルが盗まれる被害が344件起きていて、おととしに比べ35件増えているということです。