熊本県八代市に住む高齢女性のキャッシュカードを使いATMから現金を引き出して盗んだとして、30代の男が逮捕されました。 窃盗の疑いで逮捕されたのは、八代市松崎町のアルバイトの男（37）です。 男は去年11月、八代市のコンビニエンスストアのATMから現金33万円を引き出して盗んだ疑いが持たれています。 警察によりますと、男が現金を引き出す際に使ったキャッシュカードは、八代市に住む70代の女性のもので、男は新聞配達のアルバイトで女性の自宅を訪れていたということです。 犯行翌日に女性の知人男性から「女性の口座から身に覚えのない現金の引き出しがあったようだ」と警察に届け出があり、警察は防犯カメラの映像などから男を特定したとしています。 警察の調べに対し、男は「借金の返済や遊ぶための金が欲しかった」と容疑を認めた上で、キャッシュカードは「女性から預かった」と話しているということです。 警察は男がキャッシュカードを入手した経緯などを調べることにしています。