警察官名乗り「口座確認する」290万円振り込んだ32歳男性 警視庁に電話「それは詐欺です」被害発覚

5日午後、兵庫県加東市の男性会社員(32)が「警察官を名乗る男に290万円をだまし取られた」と兵庫県警加東署に届け出た。同署は特殊詐欺事件として調べる。 同署によると2月26日、警視庁立川署の「ナカムラ」と名乗る男から男性の携帯電話に「詐欺グループのリーダーを捕まえた。あなたも一員ではないかと疑いがかかり、逮捕状が出ている。多額の支払い義務がある」などと連絡があった。 その後、LINE(ライン)でのやりとりとなり、逮捕状の写真が送られ、ビデオ通話では白いワイシャツ姿の男から「口座を確認する必要がある」などと言われ、同市内の金融機関から2回に分けて指定する口座に計290万円を振り込んだという。その後、男性は警視庁に電話で確認したが「それは詐欺です」と伝えられ、被害に気づいたという。

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