3月6日夜、JR札幌駅西口改札近くの休憩スペースで、杖を振り回して暴れ、ガラス製のパーテーションを次々と破壊したとして、52歳の男が器物損壊の現行犯で逮捕されました。 逮捕されたのは、苫小牧市に住む無職の52歳の男です。 警察によりますと、男は、3月6日午後10時半ごろ、JR札幌駅の西コンコースで、突然暴れだし、持っていた杖で、休憩スペースの四隅におかれたガラス製のパーテーションを次々と殴打。 少なくとも2枚のガラスがバリバリに割れました。 この他にも、券売機近くの指定券購入案内のポップがついたモニターも壊したということです。 目撃者から「男が杖を振り回して暴れている」と通報があり、駆けつけた警察官らにその場で逮捕されました。 周囲にケガをした人はいませんでした。 警察の調べに、男は「理由は無いが、突然壊したくなった」と供述しています。 警察は、男が札幌駅を訪れた経緯や、事件に至った詳しい動機について慎重に調べを進めています。