米沢市内の太陽光発電施設で2024年4月、電力用のケーブルが大量に盗まれた事件で、警察はカンボジア国籍の男を逮捕した。 6日、窃盗の疑いで逮捕・送検されたのは、カンボジア国籍で住所不定・無職のソム・ボット容疑者(28)。 警察によると、ソム容疑者は2024年4月11日午後5時ごろ~翌12日午前9時ごろにかけて、米沢市李山(すももやま)にある太陽光発電施設から電力用のケーブル約4500メートル・重さ約8トン、時価約1900万円相当を盗んだ疑いがもたれている。 警察は、米沢市内で犯行に使用したとみられる車を発見し、マスクやケーブルカッターなどを押収した。 押収物と発電施設付近の防犯カメラの映像などを元に捜査したところ、2024年7月に宮城で別の容疑で逮捕されていたソム容疑者が浮上し、逮捕に至った。 ソム容疑者は容疑を認めているという。 警察は盗んだケーブルが大量であることから、複数の共犯者がいるとみて捜査を進めている。