22年前に元同僚を殺害か 逮捕の男が事件前に被害男性を暴行するトラブル

22年前、当時26歳だった男性を殺害したとして逮捕された元同僚の男が、この男性に暴行を加えるトラブルを起こしていたことが新たに分かりました。 殺人の疑いで逮捕・送検されたのは川崎市麻生区上麻生に住む会社員酒井義幸容疑者です。 神奈川県警によりますと酒井容疑者は2003年10月頃、川崎市内またはその周辺で当時26歳だった清野敏明さんの上半身を刃物のようなもので複数回突き刺すなどして殺害した疑いが持たれています。 清野さんは2010年4月に川崎市高津区千年の竹林の斜面で、白骨化した状態で見つかりました。 捜査関係者によりますと遺体の大部分がシートに包まれていたということです。 また、その後の県警への取材で酒井容疑者が川崎市中原区の酒の販売店で店長として勤務していた際に、副店長だった清野さんに対し暴行を加えるトラブルを起こしていたことが新たに分かりました。 酒井容疑者は事件の9カ月前の2003年1月に自主退職していて、県警がいきさつを調べています。

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