「留学」目的で入国し、退学後も不法にアルバイトをしていた疑いで、札幌市中央区で同居するいずれもアルバイト従業員の23歳のネパール国籍の男2人が、入管難民法違反の疑いで逮捕されました。 2人は「留学目的」で入国し、それに伴いアルバイトなどの許可を受けていたにもかかわらず、専門学校を退学後の1月から2月にかけてアルバイトを続け、報酬を得ていた疑いが持たれています。 警察によりますと、2人は2022年に「留学目的」でネパールから日本へ入国。 専門学校への通学に伴い、2人はアルバイトなどの「資格外活動」の許可を得て働いていましたが、2023年10月に専門学校を自主退学していました。 退学後もコンビニでアルバイトをしていた男が、別の事件で警察に事情を聴かれた際、「自分はアルバイトをしている」などと話したことで容疑が浮上。 もう一方の男も退学後に飲食店でのアルバイトを続けていたことが発覚し、2人は3月6日に逮捕されました。 調べに対し、2人は「法律を破っていることは分かっていた」「専門学校に行かずアルバイトをして給料をもらうことは悪いことだと分かっていた」などと容疑を認めています。