京都市伏見区の路上で70代の夫婦が切り付けられた事件で、3月8日、警察は公開手配してた夫婦の50歳の息子を殺人未遂の疑いで逮捕した。 殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、住所・職業不詳の北峯教男容疑者(50)だ。 北峯容疑者は3月4日、京都市伏見区の路上で73歳の妻と79歳の夫をそれぞれ刃物で切り付け、殺害しようとした疑いが持たれている。 妻は下あご、夫は右耳の下を切られたが、命に別状はないということだ。 北峯容疑者は被害者の夫婦の息子で、警察は7日、事件から20分後の現場近くの防犯カメラ映像を公開して行方を追っていた。 警察によると、北峯容疑者の関係先が大阪府内にあったことなどから、大阪府警とも連携し、探していたところ、大阪府警の捜査員が大阪府門真市内の路上で容疑者を発見し、逮捕したということだ。 調べに対し、北峯容疑者は「父と母と話し合いたい」という内容を話していて、認否については留保しているということだ。