大阪区検は10日までに、生後1カ月の長女に暴行を加え殺害したとして殺人容疑で逮捕、送検された堺市中区、無職宮田慎司容疑者(42)を過失致死罪で略式起訴した。大阪簡裁(岩本照章裁判官)は罰金50万円の略式命令を出した。いずれも7日付。区検は「捜査の結果、証拠の内容を評価した」としている。 起訴状によると、昨年10月13日、大阪市住吉区の当時の自宅で、抱いていた長女真奈ちゃんを頭から投げ置いて床に頭を打ち付けさせ、外傷性くも膜下出血などのけがを負わせた。翌14日、蘇生後低酸素脳症で死亡させたとしている。 大阪府警が昨年11月に殺人容疑で逮捕し、その後鑑定留置されていた。