宮崎県都城市の女性が1800万円相当の金塊と、現金1600万円をだまし取られる事件がありました。 警察によりますと、今年1月、都城市の70代女性に警察官を名乗る男から、「銀行職員を逮捕した際、あなた名義のキャッシュカードが出てきた」などと電話があり、LINEの動画で警察手帳や逮捕状を見せられたということです。 その後、検察官を名乗る男から、「あなたに逮捕状が出ている。金（きん）を購入してもらえれば、換金して紙幣を調べる」と電話があり、女性はおよそ1800万円相当の金塊を購入。 指示があった自宅周辺の施設に金塊を置いたところ、持ち去られたということです。 さらに、検察官を名乗る男から「調査にもっとお金が必要」などと言われ、女性は現金およそ1600万円を指定された口座に振り込み、だまし取られたというこです。 警察が特殊詐欺事件として捜査しています。