勤務先の和菓子店から売上金を盗んだとして、兵庫県警たつの署は11日、窃盗の疑いで同県姫路市の無職の女(58)=窃盗罪で起訴済み=を再逮捕した。 再逮捕容疑は昨年10月27日、当時店長として勤務していた、たつの市新宮町觜崎の和菓子店「大黒屋丹治」で、買い物客9人の購入記録を取り消した上、商品代として支払われた現金計約7万2千円を盗んだ疑い。調べに対し「好きに判断してください」と容疑を否認しているという。 同署によると、女は15年前から同店に勤務。店長として売上金の管理なども担っていたという。 目撃した別の店員が上司に報告して発覚し、今年2月に同容疑で逮捕されていた。店内の防犯カメラには、女が窃盗を繰り返す様子が映っており、同署は余罪が多数あるとみて、調べを進めている。