きょう午前、東京・新宿区の路上でインターネットでライブ配信をしていたとみられる20代くらいの女性が刃物で刺され死亡しました。警視庁は40代の男を現行犯逮捕しました。 事件が起きたのは新宿区高田馬場の路上でした。 110番通報 「人が刺されている」 午前10時前、20代くらいの女性が顔や首など複数か所を刃物で刺され、その後、死亡が確認されました。 目撃者 「倒れている女性を無言でスマホで撮影しながら蹴飛ばしていた。血だらけで倒れていて全然動いていない」 近所の人 「女性の叫び声『ギャー助けて』という声が割と長い時間きこえていて、『必死の叫び声』という感じでした」 警視庁は現場にいた40代の男が刺したことを認めたため、殺人未遂の疑いで現行犯逮捕しました。 刃渡り13センチのサバイバルナイフで女性を刺したとみられ、捜査関係者によりますと、男は女性を知っていたとみられています。 女性はなぜ襲われたのでしょうか。 記者 「JR高田馬場駅近くの路地で事件は起きました。男に襲われた際、女性はライブ配信中だったという情報もあります」 現場にはスマートフォンで自身を撮影するための「自撮り棒」のようなものが。 目撃者は。 目撃者 「(犯人は)スマホのようなものを(女性の)顔に向けていた。(Q.スマホのようなものを拾ってそれを女性の顔に?)女性がぶら下げていたのか、女性の顔に当てて」 男は調べに対し、「殺そうとは思っていなかった」と容疑を否認していて、警視庁は容疑を殺人に切り替え、動機などを調べる方針です。