川崎ストーカー事件、警察の致命的なミスとは 元刑事の弁護士は「被害者を救出できた」可能性を指摘

神奈川県川崎市川崎区で、20歳の女性が遺体で発見された事件をめぐり、5月3日、かねてストーカー行為を繰り返していた男性が死体遺棄容疑で逮捕されました。 亡くなった女性は生前、逮捕された男性からの暴力などについて警察に通報や相談をしていたとされており、神奈川県警は9日、対応が適切だったか否かを調査する検証チームを設置したと発表しました。 また警察庁も12日、被害者の安全確保を最優先にした対応の徹底を求める通達を各都道府県警に対し、出しています。 刑事としての経験も有する澤井康生弁護士は、警察の対応によっては被害者を救出できた可能性について言及し、強制捜査権限を適切に行使しなかった警察の不作為について国家賠償請求の可能性があると指摘します。

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