医療機関向けの短期融資に関する投資話をもちかけ、愛知県稲沢市に住む女性など4人から、計6700万円を不正に集めたとして、会社役員の男(55)が逮捕されました。 出資法違反の疑いで逮捕されたのは、名古屋市守山区に住む会社役員・太田伸司容疑者(55)です。 警察によりますと、太田容疑者は、2022年から23年にかけて、稲沢市に住む女性(54)ら4人に対し、医療機関向けの短期融資に関する投資話をもちかけ、現金計6700万円を不正に集めた疑いがもたれています。 太田容疑者は女性らに対し、自身が代表を務める会社が、元本を保証するなどと説明し、「預ければ財産が増える」「利率は、1000万円以上なら月に7.5%」などと配当を約束していたとみられています。 調べに対し、太田容疑者は、容疑を認めているということです。 太田容疑者は、交流イベントなどで知り合った人を勧誘していたということで、警察は、2018年から一昨年までに、愛知県など6都府県に住む、16人から、計約2億6300万円を不正に集めていたとみて調べています。