フィリピンのドゥテルテ前大統領、14日にICC出廷 公判前手続き

国際刑事裁判所(ICC、本部オランダ・ハーグ)は13日、強硬な薬物犯罪対策「麻薬戦争」を巡り、人道に対する罪の疑いで逮捕されたフィリピンのドゥテルテ前大統領の公判前手続きを、14日午後2時(日本時間同午後10時)に開くと発表した。 予審判事部で開かれる手続きにドゥテルテ氏の出廷を求めており、身元や使用する言語を確認した上で容疑内容を通知する。 その後、検察や弁護側、被害者側の主張を聞く機会を設ける。裁判長ら3人で構成される予審部の合議体は、通常60日以内に裁判を開くのに十分な証拠があるかを判断する。 フィリピンメディアによると、ドゥテルテ氏の長女サラ副大統領も、父親を支援するためハーグに入った。【バンコク石山絵歩】

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