松山の90代女性からキャッシュカード詐取し50万引き出し 西条の女逮捕 グループの解明進める【愛媛】

愛媛県松山市の90代の女性被害にあった特殊詐欺事件で、金融機関を装い女性の自宅でキャッシュカードをだまし取ったうえ、現金50万円を引き出した疑いで西条市の女が14日に逮捕されました。警察は動機や犯行グループの役割の解明を進めています。 詐欺と窃盗の疑いで逮捕されたのは、西条市三芳に住む清掃員・村上裕美容疑者(46)です。 警察の調べによりますと村上容疑者は共謀者と2月12日、警察官を名乗って松山市内の90代女性に「詐欺の犯人にあなたの情報が入ってる」と電話でウソをついたあと、金融機関を装って女性の自宅に訪れ、キャッシュカードの交換を口実に1枚をだまし取ったうえ、市内のATMから現金50万円を引き出した疑いがもたれています。 女性は被害にあったあと110番で電話の警察官が実在するか問い合わせ、だまされたことに気づき、警察が被害届を受けて捜査。村上容疑者を特定しました。容疑の認否は明らかにされていません。 警察は村上容疑者の役割を、カードを受け取る「受け子」と現金を引き出す「出し子」と見ていて、犯行に至った経緯や動機を追求するとともに、犯行グループの役割の解明を進めています。

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