北海道の女子高校生をSNSで誘い出し、自宅に滞在させたとして25歳の千葉県立高校教諭が3月14日、逮捕されました。 未成年者誘拐の疑いで逮捕されたのは、県立流山高校の教諭 芳賀亜夢歩容疑者(25)です。 千葉県警によりますと芳賀容疑者は3月12日、北海道に住む17歳の女子高校生をSNSで都内に誘い出した上で、車に乗せて野田市の自宅に連れていき、滞在させた疑いが持たれています。 女子高校生は北海道の家を出て県内に来たところを保護され、神奈川県の親戚に預けられていましたが、その後、行方が分からなくなり、県警が位置情報をもとに捜査し、13日夜、容疑者の自宅で保護しました。 女子高校生にけがはありませんでした。 調べに対し芳賀容疑者は、「17歳であることは知っていた」と容疑を認めているということです。 2人はSNSで知り合ったとみられ、県警が事件の経緯などを調べています。 一方、県立高校の教諭が逮捕されたことを受け、県教育委員会は「大変重く受け止め、早急に事実関係を確認した上で厳正に対処してまいります」とコメントしています。