兵庫の2女児殺傷、男を起訴へ 精神鑑定踏まえ、地検判断

兵庫県加古川市で2007年に小学2年の女児=当時(7)=が刺殺された事件で、逮捕された勝田州彦容疑者(46)を神戸地検が殺人罪で近く起訴する方針を固めたことが14日、捜査関係者への取材で分かった。06年に同県たつの市で起きた小4女児刺傷事件でも殺人未遂罪で起訴する。 精神状態を調べる鑑定留置が14日に終わり、地検は責任能力を問えると判断したもようだ。 容疑者は04年に岡山県津山市で起きた小3女児殺害事件で無期懲役判決が確定し、服役中に県警が任意聴取。捜査関係者によると兵庫の両事件の関与をほのめかしたとされ、昨年11月に逮捕、再逮捕された。

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