12月3日以降の非常戒厳令政局を通じ、これまで忘れられていた複数の人物の過去に改めて注目が集まっている。その代表的な人物が野党・共に民主党の朴善源(パク・ソンウォン)議員 だ。「逮捕者リスト」を公表し、韓国軍司令官らに圧力を加え内乱フレーム形成の先頭に立った朴善源議員はかつて従北容共団体のメンバーだった。延世大学で「三民闘争委員会」の委員長だった1985年、米国文化院占拠事件を背後から指揮した罪で刑務所で服役した。後に英国に留学し、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権で青瓦台(韓国大統領府)行政官として初めて公職に就き、その後も哨戒艦「天安」爆沈について「北朝鮮の犯行ではない」と主張するなど、何度も騒動を起こしてきた人物だ。