元フランス代表FWウィサム・ベン・イェデル(34)が、イランのセパハンへ加入することになるようだ。 フランス『RMCスポーツ』によれば、昨シーズン限りでモナコを退団してフリーのベン・イェデルは、ペルシアン・ガルフ・プロリーグで2位につけるセパハンと交渉中。今シーズン終了までの短期契約で両者は今週中にも交渉を完了させる可能性が高まっているようだ。 トゥールーズでの台頭後、セビージャでのプレーを経て2019年にモナコへ加入したベン・イェデル。以降は公式戦201試合に出場し、デリオ・オニスに次ぐクラブ歴代2位の118ゴールを記録。加入2年目からはキャプテンも務めていた。 昨シーズンは公式戦34試合で20ゴールを挙げる活躍をみせ、チームの2位フィニッシュに大きく貢献を見せたが、昨シーズン限りでクラブを退団していた。 その実績を鑑みれば、所属先は早期に決まるとみられていたが、同選手に関してはアルコール依存症に加え、飲酒運転、逮捕への抵抗、強姦、強姦未遂、性的暴行を働いた容疑で有罪判決を受けるなど、素行面に大きな問題を抱えており、今冬にはリーグ・アンで低迷するモンペリエやイタリアのヴェネツィアなどが関心を示していたものの、正式契約には至っておらず、現在までフリーの状態が続いている。