「児相と関係機関の連携に問題」犬山市の小学生虐待死を受け愛知県の検証委が指摘

去年、愛知県犬山市で小学1年の女子児童が暴行を受け死亡した事件で、有識者らによる県の検証委員会が、児童相談センターと関係機関との連携に問題があったことなどを指摘しました。 犬山市の小学1年生、島崎奈桜さん(当時7歳)は去年5月、腹部のけがによる敗血症性ショックで死亡し、母親の内縁の夫と母親が逮捕・起訴されています。 原因などを調査する県の検証委員会が去年9月から小学校や児童相談センターなどの職員、約20人へヒアリングを行い、その結果、センターと関係機関の連携において対等な関係性が弱くセンターに現場の声がなかなか届かなかったことなど、明らかになった問題点を指摘しました。 検証委員会は今後、裁判の進捗を見ながら新年度中に最終的な報告を行いたいとしています。

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