青森県内に住む60代の女性が、2940万円をだまし取られる特殊詐欺被害がありました。 警察によりますと、60代の女性は自宅の電話にかかってきたNTTを名乗る自動音声に従って操作したところ、警視庁上野警察署の「ヤマモト」を名乗る男につながり、「逮捕した犯人が、犯罪資金の入った、あなた名義の通帳を持っていた」と伝えられました。 その後、検事の「カネコ」を名乗る男から、「共犯でないことを確認するため、資金を調査する必要がある」と伝えられ、指示に従って6回にわたり、現金合わせて2940万円を送金しました。