3月1日、福岡市博多区で自転車の男性を車ではねて重傷を負わせ、そのまま逃走したとして35歳の男が逮捕されました。 男は「電柱かガードレールにぶつかったと思っていた」などと話し、容疑を否認しています。 ひき逃げなどの疑いで逮捕されたのは、春日市日の出町の会社員阿比留大樹容疑者（35）です。 阿比留容疑者は今月1日、福岡市博多区住吉の交差点で、乗用車で自転車に乗った男性をはねてけがをさせ、そのまま逃走した疑いが持たれています。 自転車に乗っていたネパール国籍の留学生の男性（20）は頭などを強く打ち、全治1か月の重傷を負いました。 警察官が約30分後に現場に戻ってきた阿比留容疑者から事情を聞き、防犯カメラの映像などを捜査した結果、関与した疑いが強まったということです。 取り調べに対し阿比留容疑者は「電柱かガードレールにぶつかったと思っていた」と話し、容疑を否認しています。