県内の学校や市民吹奏楽団などが加盟する岐阜県吹奏楽連盟の口座から４年前、現金１００万円を横領したとして、警察は２１日、元事務局長の男を逮捕しました。 業務上横領の疑いで逮捕されたのは、住所不定、無職の江口邦彦容疑者（５５歳）です。 江口容疑者は４年前の２０２１年８月１６日、事務局長として会計を担当していた県吹奏楽連盟の口座から、自身の管理する口座に現金１００万円を振込送金して着服し、横領した疑いが持たれています。江口容疑者は容疑を認めているということです。 警察によりますと、江口容疑者が海外から帰国するという情報があり、２１日午後７時３０分頃、千葉県内の空港で待ち構えて逮捕したということです。 県吹奏楽連盟では昨年、約６７０万円の不自然な引き出しがあり、当時会計責任者を務めていた江口容疑者と連絡が取れなくなったため、警察に被害を相談していました。