同僚の腹部に刃物を突き刺し殺害しようとしたとして、鳥取県米子市に住むベトナム国籍の技能実習生の男が殺人未遂の疑いで逮捕されました。また、刺された男も刃物のような物でこの男を傷つけたとして傷害の疑いで逮捕されました。 殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、鳥取県米子市の建設会社の技能実習生でベトナム国籍の男(27)です。 男は3月15日、会社の同僚で、同居しているベトナム国籍の技能実習生の男と部屋で口論となり、室内にあったナイフで相手の腹部を突き刺し殺害しようとしたとみられています。男は「刺したことは間違いないが殺そうとは思っていない」と殺意を否認しました。 警察によると、刺した男の左腕にも刃物のようなものによる切り傷があり、腹部を刺された男(29)も傷害の疑いで逮捕しました。傷害の疑いで逮捕された男は「私は何もしていない」と容疑を否認しています。 2人は命に別条はありませんでした。警察が詳しい動機などを調べています。