ライブ配信中女性刺殺 男の鑑定留置始まる 刑事責任能力を調べるため 約2か月間の予定 警視庁

東京・新宿区高田馬場の路上で、ライブ配信中の女性が刺されて死亡した事件で、逮捕された男の刑事責任能力を調べる鑑定留置が、きょう始まりました。 この事件は今月11日、新宿区高田馬場の路上で東京・多摩市に住む佐藤愛里さん(22)がライブ配信中に顔や首などを刺されて死亡したもので、その場にいた栃木県小山市の高野健一容疑者(42)が現行犯逮捕されています。 警視庁によりますと、その後の調べで、高野容疑者は犯行のタイミングなどについて「配信仲間の経営する飲食店で、佐藤さんが一日店長をするという情報を知ったが、周りに人も多いので襲撃しようとは思わなかった」と供述をしていることが新たにわかりました。 また、高野容疑者について刑事責任能力を調べるため、きょうからおよそ2か月間の予定で鑑定留置が始まったということです。 高野容疑者は殺意を否認していて、警視庁は事件の全容解明を進めています。

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