札幌・ススキノのホテルで男性が殺害され、田村瑠奈被告ら親子3人が逮捕・起訴された事件の裁判で、有罪判決を受けた父親の修被告側が判決を不服として25日、控訴しました。 医師で瑠奈被告の父親の修被告は、殺人や死体損壊などを手助けした罪に問われ、一審の札幌地裁は12日、死体遺棄と損壊のほう助の罪で懲役1年4か月、執行猶予4年の有罪判決を受けました。 修被告の弁護側は「娘の犯行計画を知らなかった」として無罪を主張していました。 控訴の期限は26日まででしたが、札幌地裁によりますと、裁判で無罪を主張していた修被告の弁護人は、この判決を不服として25日付で札幌高裁に控訴を申し立てたということです。 この事件の裁判では、母親の浩子被告の判決が5月7日に予定されています。 なお、瑠奈被告の初公判の期日はまだ決まっていません。