3月24日、浜松市中央区館山寺町で小学生の列に軽トラックが突っ込み、女児1人が死亡、別の女児1人が重体となっている事故で、逮捕された男は過去に運転免許を更新した際に受講した高齢者講習では問題がなかったことがわかりました。一方で、「事故当時の記憶がない」と話しているということです。 3月24日午後4時半過ぎ、浜松市中央区館山寺町で軽トラックが小学生4人の自転車の列に突っ込みました。 この事故で小学2年生(8)の女児が死亡したほか、小学4年生(10)の姉が重体となっています。 一緒にいた小学4年生の双子の姉妹(ともに10)は軽傷です。 警察は軽トラックを運転していた浜松市中央区協和町に住む男(78)を過失運転致傷の現行犯で逮捕していますが、捜査関係者によると男が過去に運転免許を更新した際に受講した高齢者講習では問題がなかったことが新たにわかりました。 一方で、男が当初「なぜぶつかったかはわからない」と話し、その後、「事故当時の記憶がない」と供述していることから、警察は25日に行った男の自宅の家宅捜索で“お薬手帳”などを押収し、既往歴や通院歴、持病や服用している薬の有無なども含め事故が起きた当時の状況や原因について調べています。