26日夜、札幌市西区の商業施設の敷地で、包丁を正当な理由なく所持していたとして、35歳の男が逮捕されました。 銃刀法違反の疑いで逮捕されたのは、札幌市西区に住む35歳の無職の男です。 男は26日午後11時すぎ、札幌市西区琴似2条4丁目の商業施設の敷地で、正当な理由がないのに刃体の長さが6センチメートルを超える包丁1本を所持していた疑いが持たれています。 当時、警察に「男が友人を殴った」と通報があり、警察官が現場に駆けつけましたが、男は現場を立ち去っていました。 警察は、被害を受けた関係者から男の特徴を聞き取って付近を捜索していたところ、迷彩柄のズボンなど特徴が似た男を発見し、職務質問しました。 すると、男のリュックから包丁1本が見つかり、警察は男をその場で逮捕しました。 取り調べに対し、35歳の無職の男は「家で料理するために買った」と供述し、容疑を一部否認しています。 警察は、男が包丁を持っていた詳しい経緯を調べるとともに、通報のきっかけになった暴行についても捜査しています。