ジューン・スキッブが93歳(2025年3月現在95歳)にして映画初主演を果たし、電動スクーターでのカーアクションや、銃撃などアクションもすべて自身でこなした映画、『テルマがゆく! 93歳のやさしいリベンジ』。この度、本作の本予告映像とポスタービジュアルが公開された。 仲良しの孫が逮捕されたと聞き、1万ドルの保釈金を送るように指示されたテルマおばあちゃん。典型的“オレオレ詐欺”に引っかかってしまった彼女だが、そこでヘコたれない。何とか犯人を突き止め、大金を取り戻すことを決意する。トム・クルーズの『ミッション:インポッシブル』にも背中を押され、テルマにとって人生初の大冒険が始まった。 本作の主演 ジューン・スキッブは舞台でキャリアを積み、1990年のウディ・アレン監督『アリス』で映画初出演。この時すでに60歳。2013年の『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』では、84歳でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされた。そんな超“遅咲き”の彼女だが、声優として参加した『インサイド・ヘッド2』など近年は出演作が多数の売れっ子に。この後も、スカーレット・ヨハンソンの初監督作『Eleanor the Great』でタイトルロールのエレノアを演じ、2025年の第97回アカデミー賞でスカーレット・ヨハンソンと共にプレゼンターを務めるなど、注目が高まっている。 本作は2024年のサンダンス映画祭で上映されるや話題沸騰し、米映画批評サイトのロッテントマトでは98%(批評家)の高評価を記録。登場人物のほとんどがそれほど速く動けない、前代未聞のスロー・アクション・コメディが誕生した。 映画『テルマがゆく! 93歳のやさしいリベンジ』は、2025年6月6日(金)より全国公開。