3年前の事件で男を逮捕、逃亡先のフィリピンで拘束 現金詐取疑い

2022年に元勤務先から通帳などを盗み、銀行から現金約780万円を引き出したとして、警視庁は、住居、職業不詳の工藤智也容疑者(34)を詐欺や窃盗の疑いで逮捕し、27日発表した。容疑を認めているという。工藤容疑者は犯行翌年からフィリピンに出国し、2年にわたって逃亡を続けていたが、現地当局に身柄を拘束されて日本に強制送還された。 代々木署によると、工藤容疑者は22年12月29日、元勤務先の東京都渋谷区の会社に侵入し、通帳や印鑑などを窃取。経理担当を装って銀行から現金約787万円をだまし取った疑いがある。工藤容疑者はこの会社の元経理担当で、勤務時に支給されていた鍵で侵入したという。 翌23年1月、会社の税理士が不自然な引き出しに気付き、署に相談して事件が発覚。工藤容疑者が同年7月にフィリピンに出国したため、外務省が旅券返納命令を出した。2年にわたって逃亡生活を続けていたが、昨年11月に入り、ビザの更新手続きをした際にフィリピン当局に拘束され、強制送還されていた。(長妻昭明)

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