去年11月、佐賀市で知人男性2人を監禁して脅迫し、現金5万円を奪ったなどとして自称建設作業員の男ら2人が再逮捕されました。 強盗と監禁の疑いで再逮捕されたのは福岡県筑後市の自称建設作業員・福原捺希容疑者（27）と住所不定・無職の古川仁容疑者（24）です。 福原容疑者と古川容疑者は去年11月7日午後5時ごろから9時40分ごろまでの間、 佐賀市嘉瀬町にある家屋に知人の20代男性2人を監禁し、顔に包丁を突き付けて「ここがお前らの監禁場所やけんな。逃げたら殺すぞ」「お前、金ぜんぶ出せ。出さんと殺すぞ」などと脅して1人から現金5万円を奪ったうえ、 その後2人を佐賀市蓮池町にある別の建物に連れ去って監禁した疑いが持たれています。 福原容疑者と古川容疑者はこの事件の約3時間半前に被害者の1人の男性宅に止められていた乗用車（時価50万円相当）を奪ったうえ、男性の顔を殴り全治2週間のけがをさせたなどとして8日、逮捕されていました。 福原容疑者らと知人男性らの間には何らかのトラブルがあったと見られていますが、警察は2人の認否について「共犯事件のため捜査に差し支える」として明らかにしていません。