タイ当局から日本の警察に身柄を引き渡された日本人の男。タイのバンコクを出発し、午後4時すぎ、千葉県の成田空港に降り立ちました。 2月にミャンマーの詐欺拠点で発見された男。今年1月にタイを経由してミャンマーに不正入国したとみられますが、実は、その前に札幌市内で起きたある事件に関わっていた疑いが持たれています。 立田祥久記者) 「男はすすきののラーメン店で働いていました。その店で起きた事件に関与したとして逮捕状が出ていたということです」。 関係者によりますと男は去年、当時働いていた札幌・すすきののラーメン店から売上金を盗んだ疑いがもたれ、道警が逮捕状を請求していました。その後、東南アジアへ渡った男から連絡を受けたという友人は。 ミャンマーで発見された男の友人) 「以前働いていたところでお金を盗って警察が動いていたのを知っていたのか分からないですけど、ちょっと怯えている感じはあった」、「多分、北海道には戻りたくなくて、タイならお金を稼げるということでタイに行ったんだと思います」。 男と5年ほど前に知り合い、何度か一緒に食事に行ったことがあるという友人の男性。ミャンマーの詐欺拠点で日本人が見つかったというニュースが流れたあと、先月上旬に電話した際も男は落ち着いた様子だったと話します。 ミャンマーで発見された男の友人) (Q:焦っている感じがあるとか?)「全然無かったですね」、「タイで確保された日本人いるって聞いて、『それ違うの?』って聞いたら、『いや、それは多分違うと思う』とは言っていた」。 男は詐欺に関与していたのでしょうか。友人はLINEでやり取りをした際、男から仕事の勧誘を受けたといいます。 男のLINE) 「仕事は金融機関でパソコンを主に使う」、「こっちに来るならパスポート代、飛行機代などは会社が全部負担してくれる」。 このやりとりでは仕事に関する詳しい情報を明かさなかった男。数日後、電話でやり取りをすると… ミャンマーで発見された男の友人) 「詐欺みたいなことと本人は言っていた」、「月50万円ぐらい稼げるとか言っていた」。 その他にも「ご飯も無料で食べれるし宿泊施設もある」などと言って友人を勧誘したといいます。 窃盗の疑いで先ほど逮捕された男。詐欺事件に関わっていた可能性もあるのでしょうか。 2日、新千歳空港に到着するとみられます。