ハンガリーのオルバン首相は、戦争犯罪の疑いでICC=国際刑事裁判所から逮捕状が出ているイスラエルのネタニヤフ首相と会見しICCの加盟国から脱退すると発表しました。 ハンガリーのオルバン首相は3日、イスラエルのネタニヤフ首相を国賓として迎え、会談しました。 ネタニヤフ首相は、パレスチナ自治区・ガザでの戦争犯罪などの疑いで去年11月にICCから逮捕状が出ていて、加盟国のハンガリーは、逮捕して身柄を引き渡す義務がありました。 ネタニヤフ首相と盟友関係にあるオルバン首相は、会見で「ICCは政治的な道具になっている」などと批判し、ICCの加盟国から脱退すると発表しました。 ネタニヤフ首相は「大胆かつ原則的な決定」だと歓迎しています。